LIFULLの挑戦の機会と制度
こんにちは、LIFULL公式note編集部です。
みなさんの会社では、どんな人事施策がありますか?
前回のnoteでは、人事制度の指針は社員一人一人の挑戦を支援することで経営理念の実現と社員一人一人のキャリアビジョンを実現するとお伝えしてきました。
LIFULLでは、社員一人一人が仕事を通じて実現したい事へ挑戦することで、会社のビジョン実現にもつながると考えており、そのための制度や人事施策は社員の挑戦を引き出すように設計されております。
本日は、そんな数ある制度の中からいくつかご紹介したいと思います!
興味があることを学びたい
■LIFULL大学
社員一人ひとりの能力開発を目的に、「必須プログラム」「選択プログラム」「選抜プログラム」からなるLIFULL大学(社内大学)を開校しています。
社員が学びたい事をその分野に特化した社員が講師となって教えあう、大学のゼミのような勉強会が実施されています。
また、社外の著名人をお呼びして、LIFULLにとって重要なテーマに関して、その分野のプロフェッショナルをお招きする社内セミナー「リーダーズアイセミナー」も定期的に開催されております。矢野 和男さん(株式会社日立製作所フェロー・株式会社ハピネスプラネット代表取締役CEO)に、世界最先端知見を生かした組織作りについてお話しいただいたり、直近では、 山口 征浩さん(株式会社Psychic VR Lab 代表)や北川 拓也さん(Well-being for Planet Earth財団 理事)にWeb3やメタバースについてのトレンドや事例など語っていただきました。
■社外セミナー
ラーニングエージェンシー社の「BizCAMPUS」と提携しており、年間4講座までは業務時間として認められております。年間約100テーマ、1500回以上のセミナーの中から社員の時間とニーズに合わせて自由に参加することができます。「BiZCAMPUS」は会社が用意している社外の学びの場ですが、その他の社外のセミナーや勉強会に参加することも歓迎しています。
■資格取得奨励制度
資格取得や自己啓発に積極的な社員を応援するため「資格取得奨励制度」も設けております。推奨する資格に対して合格した場合やビジネスで評価される基準をクリアした場合、受験費用を教育費として負担しており、社員の学びに対して金銭的な支援も行っております。
キャリアをデザインしたい
■キャリア選択制度
半年に1度、キャリアデザインシートを上司に提出し部署の異動や職種の変更を申し出ることができる制度です。
キャリアデザインシートには、最終的なキャリアビジョン、そこから逆算して5年後、3年後どのような役割、スキルを身に着け貢献していきたいか記載しています。LIFULLの特徴は、上司に提出する事。上司は、部下のキャリアビジョンを知り、必要なアドバイスや関係者への引き合わせなどを行い、部下のキャリアを支援する役割を担っています。
■兼業届出制度「CaRealize」
会社へ届け出た社員は、条件を満たした内容であれば兼業が可能になる制度です。社外に出ることにより新たな知見を吸収し、またその知見を社内に還元する社員も多く、キャリア実現のために社外での挑戦も支援しています。
■グループ内兼業制度「キャリフル」
業務時間の10%を使って、グループ会社を含む所属部署以外での業務を経験できる制度です。異動まではならずとも、違う業務を経験したい、他部署の知見を吸収したい、そんな社員のキャリア形成の支援、成長機会を支援しております。3年ほど前にできたまだ新しい制度ではありますが、キャリフルを利用して挑戦したい事に取り組んだ事例がたくさんあります。
■キャリア支援室
社外、社内の専門の資格を持ったキャリアアドバイザーに直接相談ができ、迷いや悩みなくキャリアを描くことを支援する場です。「3年後、5年後の目標を明確にしたい」 「将来の目標に対して具体的には何をすべきかヒントを得たい」「強み、弱みを整理したい」など、キャリアについて相談したい社員を対象に自由に相談ができる制度です。
社内外の課題を解決したい
■SOCIAL INNOVATION FORUM
社会課題解決のアイデアを発想する目的で、全社員参加型で「SOCIAL INNOVATION FORUM」という社内イベントを開催しています。
LIFULLアジェンダを元に、一人ひとりの身近な課題からLIFULLが取り組むべき社会課題を考え、そこに最新のテクノロジーを掛け合わせると、どんな解決策が考え得るだろうか知的交配・解決アイデア創出の場として開催している社内イベントです。今年は、3日間かけて「社会課題を読み解く・深く知る」「アイデア発想」「社会課題&解決アイディアのコンセプト化」に取り組みました。また、社会課題解決に興味がある学生にも参加いただいており、属性に捉われず議論を交わせる良い機会にもなっております。
■委員会・ワーキンググループ
LIFULLでは、横断的な取り組みなど必要があれば自発的にチームを組み、課題に対して動くそんな文化があります。
ワーキングマザー・ファザー支援制度も一人の社員の思いから始まり、仲間を作り制度に活かされました。社内環境を良くしたいという思いをもったメンバーが集まった「しょっこい(職場環境向上委員会)」では、社員の要望を取りまとめ、関連部署と連携しながら改善活動をしてくれています。
また、全社のダイバーシティ&インクルージョン浸透に向けた活動を行うD&I+委員会や、女性活躍推進、育児、介護、LGBTQ等、D&I推進に向けた有志のワーキンググループもあります。
■社会貢献活動支援制度「One P’s」
仕事上だけでなく私生活でも社会課題に目を向けている人が多く、そういった社員に向け事業外の社会貢献活動を支援する「OneP's」という制度があります。
社員が社会貢献活動をする際、特別有給休暇(年2日まで)と活動費を付与しています。「社会のために何かしたいけど何から始めたらいいかわからない」という社員に対しても、わかりやすく簡単に参加できる社会貢献活動の一覧を公開していたり、実際の活動レポートも全社員に公開されており日常生活だけでは知りえない現状を知る機会となっており、アウトプットにもつながっています。
新しい技術に挑戦したい、新規事業を立ち上げたい
■クリエイターの日
日々の業務とは異なった要素技術を試したり、個々の自由な発想の元ものづくりに挑戦する機会として、3ヶ月ごとに、最大7営業日使って、好きなものを開発できる制度です。最大7営業日なので、7日間丸々使わなくてもOK。また、開発したプロジェクトを表彰する機会もあります。
■新規事業提案制度「SWITCH」
社会課題を解決したい、もっとこんなサービスを作りたいそんな思いを持った社員を支援するのが新規事業提案制度「SWITCH」です。
年2回開催しており、役職や年次、職種にかかわらず社員なら誰もが事業を提案し、事業化にチャレンジできる制度です。年間130~150件ほどの事業提案があり「LIFULL介護」や「LIFULLトランクルーム」等のサービスもこの制度から生まれました。
さいごに
今回は、数あるLIFULLの制度のほんの一部を紹介させていただきましたが、一番大事なことは、「制度があること」ではなく、社員一人一人の内発的動機に基づいて「活用できる制度」があること。
まだまだ整備が必要な部分もありますが、プロフェッショナルが高いエンゲージメントで働く会社を目指し、これからも社員の挑戦を引き出す制度設計をしていきたいと思っています!
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