見出し画像

LIFULLの人事施策

LIFULLでは、内発的動機に基づき挑戦することを人材戦略の核としています。
内発的動機とは、人の内側から湧き出てくる「自分はこれを実現したい、将来的にこうなりたい」という欲求のこと。人はやりたいことに取り組んでいるときにこそもっとも熱中して成果を上げ、自発的に学び、大きく成長します。LIFULLでは、入社時にビジョン・カルチャーにフィットした方だけを採用しているので、内発的動機づけの実現が会社のビジョン(経営理念)の実現にもつながります。その前提があるからこそ、入社後に社員一人ひとりの挑戦のための機会や、必要な成長を支援する制度や環境づくりを全力で行っています。


内発的動機に基づく挑戦・成長機会

経営理念実現とキャリアビジョンの実現に向けた様々な挑戦・成長の機会をご紹介します。

挑戦機会の全体像

やりたいことを明確にしたい

■キャリアデザインシート
社員は定期的にキャリアデザインシートを作成し会社と共有します。最終的なキャリアビジョンから逆算して5年後、3年後の目標を定めるもので、異動意向や職種変更希望を表明することも可能です。会社や上司と共有することで、やりたいことの実現に向けて近しい業務へのアサインやキャリア形成の支援などを受けられます。

キャリア支援室
社員が社外、社内のキャリアアドバイザーに直接相談ができ、迷いや悩みなくキャリアを描くことを支援するキャリア支援室を提供しています。


学びたい

■LIFULL大学
社員一人ひとりの能力開発を目的としたLIFULL大学(社内大学)を開校しています。
「必須プログラム」: 職種別研修、階層別研修など役職、職種などにより社員が業務時間の中で必ず受講する研修を行っています。
「選択プログラム」: クリティカルシンキング、タイムマネジメント等の汎用的なスキルをはじめ、最新の技術を学ぶプログラムなど、社員の自発的な提案に基づくテーマに沿って「ゼミナール」を随時開催しています。社員は自身が受講したいゼミを選択して受講できます。ほとんどのゼミで社員が講師を務め、職種や部門を越えてお互いに教え合う文化の醸成に繋がっています。
「選抜プログラム」: 次世代リーダー育成プログラムです。活躍が認められた社員を全社員の中から選抜し、海外研修等を実施しています。研修プログラムを通して、選抜社員のグローバル視点の醸成、さらなる成長や、個人・組織へのフィードバックを期待するものとなっています。

■クリエイターの日
変化の激しい技術開発領域やクリエイティブ領域における知識や能力を高めるため、通常業務を離れて、新たな技術やそのアウトプットに取り組むための社内制度。3か月に1度、7営業日を上限に、新しい技術を使った開発や研究等に挑戦が可能です。技術・アイデアの醸成や様々なプロジェクト発足の機会となっています。

資格取得奨励制度
正社員・契約社員を対象に、スキルアップを支援するために、会社として奨励する資格に合格した場合、その受験費用を負担しています。

■その他セミナー
・リーダーズアイセミナー
各種業界の先駆者を招き、経験や知見をお話いただくセミナーです。
・女性社員向けキャリアセミナー
女性のキャリア開発の支援を目的として、社内外のロールモデルのこれまでの歩みを紹介するセミナーを開催しています。
・elFULL(エルフル)
50歳になった社員のキャリアプランや人生設計を支援するプログラムです。人生100年時代を充実したものにするためのサポートをしています。


キャリアの幅を広げたい(兼業)

■キャリフル(社内兼業制度)
部署の異動を伴わない社内兼業制度「キャリフル」は、業務時間の10%を使ってグループ会社を含む所属部署以外での業務を経験できる制度です。 自身のキャリア形成や成長の機会として活用しています。キャリフルを経た後にキャリア選択制度を活用し、実際に部署異動して新たなキャリアにチャレンジしている社員もいます。

■CaRealize(グループ外兼業届出制度)
自身の成長や会社の成長に繋がる場合には届出制で兼業を許可しています。社員の望むキャリアの実現のために、社外での挑戦も支援しています。相当数の社員が「CaRealize(キャリアライズ)」というこの届出制度を利用して兼業を行っています。


職種を変えたい・部署移動したい

■キャリア選択制度
社員一人ひとりの描いたキャリアを最大限に尊重・支援するための制度です。年に2回キャリアを見つめ直す機会を提供し、自身のキャリアビジョンを踏まえて、経験したい仕事・部署への異動希望を申請することができます。異動希望を出した社員のうち約6割の異動希望が実現しています。

■社内公募制度
特定の業務を専門的に担当する者を広く社内から公募する制度。新事業の立上げ等の際に不定期に社内公募が行われます。


社会課題を解決するアイデアを考えたい

■Social Innovation Forum(通称:SIF)
社会課題の解決とイノベーションを生み出す文化の醸成を目的とする全社イベントです。全社員が参加対象で、各自が自身の視点から社会課題を見つめ、解決のアイデアを発想するグループディスカッションを中心としたプログラムです。部署や職種に関わらず、全員が同じ時間を共有しながら課題に向き合い、ディスカッションによって意見を掛け合わせていくことで、アイデアを磨きます。


新規事業を立ち上げたい

■SWITCH(新規事業提案制度)
内定者を含めた社員が誰でも新規事業を提案できる制度で、役職や職種、社歴などに関係なく多くの社員が挑戦できる場となっています。「LIFULL 介護」や「LIFULL FaM」「LIFULL HOME'S不動産転職」など、この制度から様々な子会社・新規事業が生まれています。
また、伊東が社長就任後の2024年からは「SWITCH2.0」がスタート。SWITCHはゼロから事業立ち上げを行うものですが、「SWITCH2.0」は対象の既存事業に興味がある有志メンバーが集まり、アイデアやナレッジを分け合いチームで事業成長をさせていこうという取り組みです。


社会貢献したい

■社会貢献活動支援制度 One P’s(ワンピース)
社員が特別有給休暇を活用し、社会貢献活動に参加することを支援するプログラムです。「One P’s」という名前には、「社員の年間総労働時間の1%、LIFULL単体の前年度税引き後利益の1%を、活動に必要な経費として会社が負担し、働く時間の1%、利益または稼いだお金の1%を使い、みんながひとつになって社会を変革していこう」という思いが込められています。


D&I+(ダイバーシティ&インクルージョン)

社員一人ひとりの多様な経験や能力を活かしながら、個々が持つ力を最大限に発揮し協業することで、イノベーションを創出する組織づくりを目指した取り組みをご紹介します。


自分らしく働きたい・多様な働き方の支援

■オンラインとオフラインを組み合わせたハイブリッドワーク
コミュニケーションルールを策定し、全社・チーム・上司-メンバー間でコミュニケーションの量と質を維持する取り組みを行っています。

■リモートワーク
セキュリティルールの遵守を条件に場所の制限なくリモートワークが可能です。部門ごとに最も効果的なオフィス勤務/リモートワークのバランスを決めて運用しています。チームの成果の最大化、社員間のコミュニケーションを活性化させるためにオフィス勤務を推奨しており、全社ルールとしては原則週3日オフィス勤務としております。
※配属予定部門の働き方については、面接にてご確認ください。

■ワーキングマザー・ファザー支援
子育てしながら働く社員を支援する制度です。実際に子育てをしている社員たちによるワーキンググループから提案され制度化された「出産休暇」「短時間勤務」「看護休暇」など。
また、産休・育休から復職する社員をサポートするプログラム(re:START)やコミュニティがあります。
※育休取得率:女性110%、男性62.5%(2023年4月1日~2024年3月31日に出産または配偶者が出産した社員の育児休業取得率の実績)

■週休3日制度
会社が認めた社員は、金曜日を固定休日とする週休3日制度の選択が可能です。月間の労働時間は減少するが、1日の労働時間は維持する働き方です。

■理由を問わない短時間勤務制度
会社が認めた社員は、1日の基準時間が6時間、7時間のパターンを選択することが可能です。

■多様なパートナーシップを持つ社員への対応
同性カップルを含む事実婚関係にある社員に対して、法律婚同様の規定を適用できるように就業規則の対応をしています。

■ダイバーシティ&インクルージョン(D&I)
既存の考えにとらわれることなく、LIFULLらしいD&Iを目指した活動を行っています。
D&I+委員会: 有志の社員が集い、全社のD&I推進に向けた活動を推進しています。
ワーキンググループ: 有志社員が自発的に女性活躍推進、育児、介護、LGBTQ等に関するワーキンググループを組成して活動しています。


社員の健康支援

内発的動機に基づく挑戦や成長にはWell-beingの維持が必要であり、社員の心身の健康をサポートする取り組みを行っています。

■健康診断
年に1回実施しています。法定の診断項目以外にドック関連項目も案内しており、病気の早期発見に役立っています。また、女性特有の婦人科検診(子宮頸がん、子宮卵巣、乳がん検診)については、会社が一部費用を負担しています。

■感染症対策(インフルエンザ)
インフルエンザの予防のため、社内で毎年予防接種を実施し、費用を会社が負担しています。

■Well-beingサーベイ
社員のWell-being状態を把握するため、月1回のサーベイを実施しています。サーベイシステム内から人事部門へ気軽に相談できる仕組みを構築しているとともに、数値が下がった社員には人事部門から声をかけてサポートしています。

■ストレスチェック
毎年1回ストレスチェックを継続して実施しています。経営陣に定期報告を行うことで課題があれば解消し、高ストレス者には医師との面談を提案してメンタルヘルス不調の未然防止に努めています。


経営理念・企業文化の共有と浸透

■ビジョンカード
LIFULLが大切にする、社是・経営理念・ガイドライン、LIFULL Quality Standardsを記載したカード。いつでも参照できるよう全従業員に配布し、日々の業務に活用しています。

■ビジョンカレッジ
新卒・中途で入社後3~6ヵ月目の社員向けプログラムです。執行役員がナビゲーターになり、社是・経営理念・ガイドラインを解説します。5時間にわたって行う様々な体感型ワークを通じて、社是・経営理念・ガイドラインを自分の業務に接続し、より身近なものとして理解、行動につなげていきます。

■全社総会
毎月1回全社員参加で実施する全社総会では、経営陣によるフィロソフィー浸透に関わるスピーチ、経営理念実現を目指した各部署の活動の紹介などを行っています。

■全社コンパ
京セラの創業者・稲盛氏が発案した「稲盛式コンパ」を参考に、年4回実施している社内イベントです。毎回、社是や経営理念につながる様々なテーマで社員が数人ずつのグループでディスカッションを行い、仕事や人生に対する考え方を深めていきます。

■ビジョン委員会
フィロソフィー浸透を目指し、経営陣と有志の社員が一体となって活動する全社横断プロジェクトです。職種や年次などを問わず様々な社員が参加して、社員一人ひとりが「経営理念と自身の仕事の繋がり」を理解し、「経営理念を実現するための行動」ができている状態をつくり出すために施策の立案・実施、効果測定などに取り組んでいます。


心理的安全の向上に向けた組織づくり

チームの成果の最大化のためには、社員が上司や他のメンバーに対して自分の考えや感情を率直に伝えることができ、反対意見や間違ったことを述べても安全だと感じられる雰囲気「心理的安全」を重視しています。ガイドラインに「敬意をもって意志を伝え、決定には全力を尽くす」という条文がありますが、相手に敬意を払いながら自分の意志を率直に伝えることを提唱し、心理的安全を高めるための各種施策を実施しています。

■コミュニケーションルール
1on1: 組織長は、各メンバーと週1回以上の面談の場を設け、業務に関する確認や相談をはじめ、日常の困りごとやキャリアプランに関する相談などを聞き、個々の状況に合わせたサポートを行います。
コミュニケーションデイ: チームの関係性強化を目的にチームメンバーが顔を合わせる、週に1度のコミュニケーションデイを設けています。

■チームビルディング
チームメンバーが互いのことを理解し、率直なコミュニケーションができるよう、各部門長がチームや個々人の状態に合わせたプログラムを検討し、実施しています。

■キックオフ
期初に行う全社イベントです。年間トップセールス、MVPなどの表彰で互いに褒め称え合い、決意を新たにすると同時に、部門を越えた交流の場にもなっています。

■サークル活動支援
部門を超えた社員のつながりを強化するために、サークル活動に活動資金を提供して支援しています。

■ピザパーティ・バースデイパーティ
部門を越えた交流を促進するため、有志で運営するピザパーティーや、誕生月の社員を祝う社長主催のバースデーパーティーを実施しています。

■オンボーディング「ジョイフル」
新たに入社した社員がスムーズに会社やチームの一員として力を発揮できるように、入社後半年までを目安に、集合研修や担当役員とのカジュアル面談の設定、チーム内でのコミュニケーションルール策定などの各種サポート施策を実施しています。



以上、LIFULLの人事施策の紹介でした。

採用サイトに戻る


最後まで読んでいただきありがとうございます。LIFULL社のニュースやIR情報、イベント情報などをTwitterで発信しています。