社内のダイバーシティ推進、やってます。 ~「As Us」ワーキンググループについて~
今日、世の中にかなり浸透したと思える「ダイバーシティ」という概念。
「あらゆるLIFEを、FULLに。」することを掲げるLIFULLの社内では、どういったダイバーシティ活動を行っているのか。社内でダイバーシティ推進ワーキンググループ「As Us(通称アザス)」を立ち上げた中川がご紹介します。
入社3ヶ月目で思い立つ
新卒で入社したLIFULL。入社式で見たLIFULLのビジョンを表現した映像に、同性婚を意図するシーンや外国籍のメンバーとチームを組んで働くシーンなどが盛り込まれており、とてもワクワクしたことを覚えています。実際同期には韓国籍や中国籍のエンジニアも多く、これから社内でどんなコミュニケーションが生まれるか楽しみでした。
こうした環境がフルに活かされることがすごく大切だと3ヶ月ほど経ったころに思い立ち、月に一度、社長の井上さんとランチができる「いのさんランチ」で「井上さん、LIFULLをもっと多様性に溢れる会社にしたいです」と直接思いを伝えました。井上さんの返答は「あなたが中心になってやってみたらどうかな」でした。早速、3名の社員とともにダイバーシティ推進ワーキンググループ「As Us(アズアス)」を立ち上げ、活動を始めました。
グループ名「As Us」には「私たちLIFULL(Us)として(As)のダイバーシティを考え続けたい」という想いを込めています。社内では通称アザスと呼ばれています。
社内での活動
As Usは社内で「一人ひとりがその人らしくいられる"会社"から"社会"へ」をビジョンに掲げる、ALLY(アライ)集団だと名乗っています。As UsではこのALLYを「あらゆる他者(LGBTQ・外国籍の方・障がいのある方・育児介護中の方等)の存在・置かれた状況に無関心でない、寄り添う意志のある人々のこと」と定義し、これに共感してくれた社員は誰でもALLYであると考えています。最近では、業務で利用しているチャットツールの自分の名前に「#ALLY」を付けるなど意思表示してくれる社員も増えてきています。
活動は、社内に向けてダイバーシティに関するセミナーの開催や社内での「ダイバーシティアンケート調査」を毎年実施しています。人事や他のワーキンググループとの連携なども行い、前期には調査結果から汲み取った意見を元に、社内制度を見直す際に知見を共有しました。(LIFULLでは、2020年8月から同性カップルを含む事実婚の関係にある社員に対して、法律婚同様の規定を適用できるよう人事制度が改正されました。)
最近ではサービスという形でもエンドユーザーに届けられるよう、企画提案に携わる活動を始めています。
As Usが目指すダイバーシティ
「一人ひとりがその人らしくいられる"会社"から"社会"へ」と掲げてはいるものの、「らしさ」という言葉はとても解釈が難しいと思います。そもそも「自分らしさ」という一つの回答が用意されているわけではないのかもしれません。
As Usでも最初は「LGBTQ」や「外国籍」とある意味分かりやすい枠でダイバーシティを発信しています。ただ、本当は役職や年齢、ジェンダー、国籍などその他多くのその人を構成する要素だけにとらわれず、目の前にいる人を尊重し、活き活きとした議論をしたいのです。
この世界に暮らす一人ひとりの課題に対して寄り添い、本気で考え、議論する、その中で「あらゆるLIFEを、FULLに。」するアイディアが生まれると思っています。
これからもLIFULLがそんな場所であり続けるために、As Usは引き続き活動を続けていきます!
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